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<MONOSTICK>
MONOSTICK用のボードビヘイビアです。内蔵ウォッチドッグタイマーの制御とLED点灯用の手続きが含まれます。
以下の定義が利用可能になります。
MONOSTICK::PIN_LED
のようにアクセスできます。
上記のコードのように各ピンが初期化されます。
起動時、スリープ起床時、起動後一定時間経過後に外部のウォッチドッグタイマーを再セットします。
ウォッチドッグタイマーのタイムアウトは1秒です。
MONOSTICKでは通常スリープするアプリケーションを実行しませんが、その場合はMONOSTICK::PIN_WDT_EN
をHIGHにしてからスリープします。
LED(赤、黄)の制御を行います。
ボードビヘイビアでの制御を行わない場合は、このメソッドを呼び出さないでください。
黄色のLED(MONOSTICK::PIN_LED_YELLOW
)はSPIMISOピン(半導体のピン名DO1)です。本ボードビヘイビアではPWM制御による点灯用のメソッドや手続きは含まれません。必要に応じて以下の記述を行います。
set_led_yellow()
は呼び出さないようにして下さい。
始動後にPWM出力の初期化を別途行います。SPIMISOピンはApp_Twelite標準アプリケーションではPWM3に対応し、Timer3クラスオブジェクトにより制御できます。
スリープ復帰後にPWM出力の初期化を別途行います。その際、DO1の出力設定を解除します。
PWM設定前にDO1の出力設定を解除してください。
pinMode(PIN_LED_YELLOW, DISABLE_OUTPUT);
黄色のLED(MONOSTICK::PIN_LED_YELLOW
)は、スリープ中に点灯させることはできません。
mode
は以下のパラメータを取ります。tick
は点灯時間[ms]を指定しますが、詳細はmode
の解説を参照してください。
スリープ復帰後も復帰前の設定が維持されます。
指定 | 意味 |
---|---|
LED_TIMER::BLINK
LEDを点滅させます。tick
に与える時間[ms]ごとにON/OFFが切り替わります。スリープ復帰後はカウントをリセットし点灯状態から始まります。
LED_TIMER::ON_RX
パケットの受信時にtick
に与える時間[ms]だけ点灯します。
LED_TIMER::ON_TX_COMP
送信完了時にtick
に与える時間[ms]だけ点灯します。
ボード (BRD) ビヘイビア
ボードビヘイビアは、TWELITE無線マイコンに接続したハードウェアを取り扱うための手続きが含まれます。
定数の定義(ピン番号など)
ハードウェアの初期化
センサー等の取り扱い
<BRD_APPTWELITE>
標準アプリケーションApp_Tweliteと同じ配線を想定したボードビヘイビアです。定数定義と、M1-M3,BPSピンの読み出し機能があります。
以下の定数を定義しています。BRD_APPTWELITE::PIN_DI1
のようにアクセスできます。
DIP SW (M1 M2 M3 BPS) ピンの値を取得するためのメソッドが用意されています。
戻り値はHIGH, LOWではなく、0
がセットされていない(HIGH側)、1
がスイッチがセットされる(LOW側)という意味です。
get_DIPSW_BM()
は、bit0から順にM1,M2,M3,BPSピンの値を返します。
この値はシステム起動時に確認されて以降は、スイッチを操作しても更新されません。
PAL 共通定義
TWELITE PALのハードには共通部分があり、ボードビヘイビアも共通ハードについては、共通のインタフェースを定義しています。
以下の定義が利用可能になります。
PAL_AMB::PIN_BTN
のようにアクセスできます。
上記のコードのように各ピンが初期化されます。
起動時、スリープ起床時、起動後一定時間経過後に外部のウォッチドッグタイマーを再セットします。
ウォッチドッグタイマーをタイムアウトしないためにTWELITEを60秒以内の設定(キャリブレーション済み内部CRタイマー使用時)で起床してください。
LED(D1)の制御を行います。
ボードビヘイビアでの制御を行わない場合は、このメソッドを呼び出さないでください。
mode
は以下のパラメータを取ります。tick
は点灯時間[ms]を指定しますが、詳細はmode
の解説を参照してください。
スリープ復帰後も復帰前の設定が維持されます。
指定期間だけLEDを点灯します。set_led()
の機能と同時には使えません。
get_D1() .. get_D4()
はDIP SWがHIGH(スイッチが上)の時0
、LOW(スイッチが下)のとき1
を返します。
get_DIPSW_BM()
はDIP SWの設定値を0..15
で返します。SW1==LOW
を1
, SW2 == LOW
を2
, SW3 == LOW
を4
, SW4 == LOW
を8
とした和を返します。
D1..D4のHIGH(1),LOW(0)
の値とは反対になります。
DIP SWのLOW(0)
側がセットされた、つまり、1
の値を持つと意味付けしているためです。
この値はシステム起動時に確認されて以降は、スイッチを操作しても更新されません。
<CUE>
上のペリフェラルに対応するボードビヘイビアです。
ボード上の加速度センサー、磁気センサー、LEDを取り扱えるようになっています。
加速度センサー
磁気センサー
LED
のメンバーオブジェクト (sns_MC3630) が定義されています。
開閉センサーパルのセンサーは磁気センサーで、2本の信号線の割り込みの入力のみです。
PAL_MAG::PIN_SNS_NORTHはセンサーがN極を検出したとき、PAL_MAG::PIN_SNS_SOUTHはセンサーがN極を検出したときに割り込みが入ります。
スリープ前に以下の設定をしておきます。
起床時に起床要因のIOを確認します。
LED(D1)の制御を行います。
ボードビヘイビアでの制御を行わない場合は、このメソッドを呼び出さないでください。
mode
は以下のパラメータを取ります。tick
は点灯時間[ms]を指定しますが、詳細はmode
の解説を参照してください。
スリープ復帰後も復帰前の設定が維持されます。
指定期間だけLEDを点灯します。set_led()
の機能と同時には使えません。
起動時、スリープ起床時、起動後一定時間経過後に外部のウォッチドッグタイマーを再セットします。
ウォッチドッグタイマーをタイムアウトしないためにTWELITEを60秒以内の設定(キャリブレーション済み内部CRタイマー使用時)で起床してください。
<ARIA>
上のペリフェラルに対応するボードビヘイビアです。
ボード上の加速度センサー、磁気センサー、LEDを取り扱えるようになっています。
温湿度センサー
磁気センサー
LED
のメンバーオブジェクト (sns_SHT4x) が定義されています。
開閉センサーパルのセンサーは磁気センサーで、2本の信号線の割り込みの入力のみです。
PAL_MAG::PIN_SNS_NORTHはセンサーがN極を検出したとき、PAL_MAG::PIN_SNS_SOUTHはセンサーがN極を検出したときに割り込みが入ります。
スリープ前に以下の設定をしておきます。
起床時に起床要因のIOを確認します。
LED(D1)の制御を行います。
ボードビヘイビアでの制御を行わない場合は、このメソッドを呼び出さないでください。
mode
は以下のパラメータを取ります。tick
は点灯時間[ms]を指定しますが、詳細はmode
の解説を参照してください。
スリープ復帰後も復帰前の設定が維持されます。
指定期間だけLEDを点灯します。set_led()
の機能と同時には使えません。
起動時、スリープ起床時、起動後一定時間経過後に外部のウォッチドッグタイマーを再セットします。
ウォッチドッグタイマーをタイムアウトしないためにTWELITEを60秒以内の設定(キャリブレーション済み内部CRタイマー使用時)で起床してください。
<PAL_NOTICE>
のボードビヘイビアです。
に加えボード上のセンサーを取り扱えるようになっています。
LEDドライバ PCA9632
加速度センサー MC3630
のオブジェクトです。ボード定義ではWireの初期化、デバイスの初期化を実施します。原則として後述のPCA9632操作メソッドを用いて制御します。
CR2032コイン電池から大きな電流を継続的に取り出すことは出来ません。本ボード定義上では通常時の最大照度設定を約50%のPWMデューティ比としていますが、この設定でも過負荷による影響が顕出する場合があります。動作要件に応じて発光するLEDの組み合わせ、点灯照度、点滅を調整してください。
コイン電池を利用する場合、周期的に一瞬光るといった動作を行えば大きな電流による影響を緩和できます。
例えば1秒おきに20ms程度光るような設定を行えば、視覚的に十分な明るさを維持でき、上記影響を緩和できるだけでなく、電池の消耗も小さくできます(連続で5mA程度流す照度設定を、1秒に20ms点灯する場合はLED消費の平均電流は0.1mA)。
のオブジェクトです。ボード定義ではSPIの初期化、MC3630デバイスの初期化、MC3630の割り込み処理などを行っています。諸処理は定義の手続きを用います。
NOTICE PAL では、PCA9632の出力後段にFETスイッチを設けています。このスイッチをONにしない限りLEDは点灯しません。
個別のLEDを消灯、点灯、点滅に設定します。
PWMのデューティ比(LEDの点灯明るさ)を指定します。
set_led_brightness_?_reg()
とset_leds_brightness_reg()
はレジスタ値を直接指定します。0..255を指定し点灯は比duty/256
となります。
set_led_brightness_?1000()
とset_leds_brightness1000()
は、デューティ比を0..1000で指定します。0は消灯相当で値が大きくなるほど明るく(点灯区間が長くなる)なります。boost
をfalse
にすると1000を指定したときのレジスタ値が127となります。true
では255となります。
NOTICE PALがコイン電池により運用されるため、規定最大値を約50%のデューティ比としています。
最終的な設定はレジスタ値に割り当てられるため0..1000段階の指定であっても、実際の制御値はレジスタ値の精度になります。
PAL_NOTICE::LED_BLINK
を指定したLEDは、指定した周期・点灯期間比で点滅します。
個別に点滅パターンを指定することは出来ません。
上記の点灯照度設定で指定したPWMデューティ比で点灯するため、明るさの制御も可能です。
set_blink_cycle_ms()
はx
で指定した期間[ms]を周期として点滅します。
set_blink_duty1000()
はx
を0..1000で指定し周期*x/1000
を点灯期間として点滅します。
最終的な設定はレジスタ値に割り当てられるため0..1000段階の指定であっても、実際の制御値はレジスタ値の精度になります。
ごく短い間4つのLEDを点灯します。点灯後はマスタースイッチがON(set_led_master_sw_on()
)になります。
<PAL_MAG>
のボードビヘイビアです。
開閉センサーパルのセンサーは磁気センサーで、2本の信号線の割り込みの入力のみです。
PAL_MAG::PIN_SNS_NORTHはセンサーがN極を検出したとき、PAL_MAG::PIN_SNS_SOUTHはセンサーがN極を検出したときに割り込みが入ります。
スリープ前に以下の設定をしておきます。
起床時に起床要因のIOを確認します。
指定 | 意味 |
---|---|
指定 | 意味 |
---|
指定 | 意味 |
---|
定義 | 意味 |
---|
定義 | 意味 |
---|
定義 | 意味 |
---|
set_leds()は全てのLEDの点灯状態を変更します。パラメータはPAL_NOTICE::LED_OFF
PAL_NOTICE::LED_ON
PAL_NOTICE::LED_BLINK
PAL_NOTICE::LED_NOP
のいずれかを指定します。
LED_TIMER::BLINK
LEDを点滅させます。tick
に与える時間[ms]ごとにON/OFFが切り替わります。スリープ復帰後はカウントをリセットし点灯状態から始まります。
LED_TIMER::ON_RX
パケットの受信時にtick
に与える時間[ms]だけ点灯します。
LED_TIMER::ON_TX_COMP
送信完了時にtick
に与える時間[ms]だけ点灯します。
| LEDを点滅させます。 |
| パケットの受信時に |
| 送信完了時に |
| LEDを点滅させます。 |
| パケットの受信時に |
| 送信完了時に |
| 消灯 |
| 点灯(PWM照度制御) |
| 点滅 |
| 変更しない |
| LED赤 |
| LED緑 |
| LED青 |
| LED白 |
| 標準照度のPMWレジスタ設定値(全灯の1/2を標準とする) |
| ブースト時のPWMレジスタ設定値 |