TickTimer

システムタイマー (mwx::periph_ticktimer)

TickTimerはTWENETの内部制御用に利用され、暗黙に実行されています。タイマーの周期は1msです。loop()中でTickTimerイベントにより1msごとの処理を記述する目的でavailable()メソッドのみを定義しています。

必ず1ms刻みでavailableになる訳ではない点に注意してください。

ユーザプログラムの記述内容や、システム内部の割り込み処理などが要因で、大きな遅延が発生することもあり、イベントが飛ばされるような場合もあります。

void loop() {
  if (TickTimer.available()) {
    if ((millis() & 0x3FF) == 0) { // これは処理されない場合がある
      Serial << '*';
    }
  }
}

メソッド

available()

inline bool available()

TickTimer割り込み発生後にセットされ、その直後のloop()trueになります。loop()終了後にクリアされます。

最終更新