新しいプロジェクトの作成は、すでにあるサンプルアクトのディレクトリを別の名前でコピーし、ファイル名の編集を行います。
コピー先のディレクトリは MWSDK 配下のディレクトリでなくても構いません。ただし、ディレクトリ名に空白文字や日本語名が含まれてはいけません。
MWSDK以外のディレクトリにコピーした場合 VS Code のワークスペース定義の一部が機能しなくなります。ワークスペースにmwxライブラリのソースコードディレクトリが追加されている場合は、新たに設定してください。
ライブラリソース設定をしなくてもビルドには影響はありません。より深いコード解釈をVSCode上で行い、編集効率を上げるための設定です。
プロジェクトのファイル構造は以下のようになっています(ここでは PingPong
を例に挙げます)。
この PingPong
ディレクトリを別の場所(ただしディレクトリ名に日本語や空白が含まない)にコピーします。
編集の必要があるのは、PingPong.cpp
のファイル名です。これをディレクトリ名と同じAlphaBravo.cpp
に変更します。
build\build-BLUE.cmd
を実行してBINファイルが生成されれば完了です(Windows10)。
Linux/WSL/macOS ではmake TWELITE=BLUE
を実行して、ビルドが成功するか確認します。
プロジェクトのディレクトリ名と同じ名前の .cpp ファイルは必須です。 (MWSDK 2020-04 では、任意のファイル名でOKになりました)
ビルド対象のファイルを追加する場合は build/Makefile を編集します。編集方法は Makefile の解説をご覧ください。