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システム時刻[ms]を得ます。
システム時刻はTickTimerの割り込みで更新されます。
ディジタル出力ピンの設定を変更します。
事前にpinMode()
にて設定対象のピンを出力用に設定しておきます。1番目のパラメータは、設定対象のピン番号を指定します。2番目のパラメータはHIGH
かLOW
のいずれかを指定します。
入力が E_PIN_STATE
型となっています。E_PIN_STATE
からint
型への変換演算子は定義していませんので、数値による直接の入力はできないようになっています。
MWSDK2020_05 には含まれません。対応パッケージはMWSDK_2020_07_UNOFFICIAL以降となります。
ポーリングによる時間待ちを行います(μ秒指定)。
microsec
にて与えられた期間待ち処理を行います。
時間の計測はTickTimerのカウントによって行っています。また長い時間待ちを行う場合はCPUのクロックを低下してポーリング処理を行います。
setup(), wakeup()
関数内では、TickTimerがまだ動作していないため、whileループによる時間待ち処理になります。この場合、指定値との誤差は大きくなります。このループカウンタは32Mhzに合わせて調整しています。これら関数内でCPUクロックを変化させた場合は、そのクロックに比例した誤差が発生します。
パラメータに10以下といった短い時間を指定した場合は、誤差が大きくなる場合があります。
乱数を生成します。
1行目は0..(maxval-1)
の値を戻します。maxvalの値が最大値ではないことに注意してください。
2行目はminval..maxval-1
の値を戻します。
ポーリングによる時間待ちを行います。
ms
にて与えられた期間待ち処理を行います。
時間の計測はTickTimerのカウントによって行っています。また長い時間待ちを行う場合はCPUのクロックを低下してポーリング処理を行います。
delay()
を呼び出してから約5ms経過するごとにTWELITEマイコン内部のウォッチドッグ処理を行います。
※例えばwhile(1) delay(1);
を実行した場合は、delay()
内部で5ms経過しないためウォッチドッグ処理が行われず、一定時間後リセットが実行されます。
setup(), wakeup()
関数内では、TickTimerがまだ動作していないため、whileループによる時間待ち処理になります。この場合、指定値との誤差は大きくなります。このループカウンタは32Mhzに合わせて調整しています。これら関数内でCPUクロックを変化させた場合は、そのクロックに比例した誤差が発生します。
パラメータに1,2といった短い時間を指定した場合は、誤差が大きくなる場合があります。
割り込みハンドラの登録を解除します。
入力設定のポートの値を読み出す。
事前に入力に設定したピンの入力値をLOW
またはHIGH
で得ます。
E_PIN_STATE
型からint
型への変換演算子は定義していないため、数値型への直接的な代入はできません。
mwxライブラリ 0.1.4 以降に収録
入力設定のポートの値を一括読み出しします。
LSB側から順にDIO0 ... DIO19 の順に値が格納されます。
HIGH側のピンには 1 が、LOW側のピンには 0 が設定されます。
DIO割り込みを有効にします。
事前に入力設定したピンに対して、1番目のパラメータは割り込みを有効にしたいピン番号で、2番目は割り込み方向()を指定します。
割り込みハンドラ、イベントハンドラの記述はで行います。
DIO5のピンがHIGHからLOWに変化したときに割り込みが発生する設定を行う。
アプリケーションビヘイビアmyAppClass
の基本定義。詳細は省略している。
アプリケーションビヘイビアmyAppClass
の割り込みハンドラの記述。DIO5の割り込み発生時にDIO12の出力設定を反転させ、割り込みハンドラが終了してから発生するイベントではシリアルポートSerial
に*
を表示する。
指定したビット位置に1をセットします。
パラメータは可変数引数で指定でき、各パラメータはビット位置を指定する0..31の整数を指定する。例えばpack_bits(1,3,6)
と指定すると((1UL<<1)|(1UL<<3)|(1UL<<6))
を返します。
constexpr
は定数による計算が可能な場合はコンパイル時に定数展開します。
定義
名称
const uint8_t PIN_DIGITAL::DIO0 .. 19
DIOピン0~19
const uint8_t PIN_DIGITAL::DO0 .. 1
DOピン0,1
定義
プルアップ
名称
PIN_MODE::INPUT
無
入力
PIN_MODE::OUTPUT
無
出力
PIN_MODE::INPUT_PULLUP
有
入力
PIN_MODE::OUTPUT_INIT_HIGH
無
出力(初期状態HIGH)
PIN_MODE::OUTPUT_INIT_LOW
無
出力(初期状態LOW)
PIN_MODE::WAKE_FALLING
無
入力、起床ピン、立下り
PIN_MODE::WAKE_RISING
無
入力、起床ピン、立上り
PIN_MODE::WAKE_FALLING_PULLUP
有
入力、起床ピン、立下り
PIN_MODE::WAKE_RISING_PULLUP
有
入力、起床ピン、立上り
PIN_MODE::DISABLE_OUTPUT
有
入力状態に戻す
定義
名称
PIN_MODE::OUTPUT
出力
PIN_MODE::OUTPUT_INIT_HIGH
出力(初期状態HIGH)
PIN_MODE::OUTPUT_INIT_LOW
出力(初期状態LOW)
PIN_MODE::DISABLE_OUTPUT
出力設定をやめる
定義
値
名称
PIN_STATE::HIGH
1
HIGHレベル(=Vccレベル)
PIN_STATE::LOW
0
LOWレベル(=GNDレベル)
定義
名称
PIN_INT_MODE::FALLING
立ち下り
PIN_INT_MODE::RISING
立ち上がり
整数から指定したビット位置の値を取得し、指定した順番のビットマップを作成します。
パラメータbmに指定する値から、その後の可変数パラメータで指定する0..31のビット位置に対応する値を取り出します。取り出した値はパラメータ順に並べビットマップとして戻り値になります。
ビットマップの並び順は、最初のパラメータを上位ビットとし末尾のパラメータがbit0になります。
例ではb1のビット4,2,1,0を取り出すと (1,0,1,0) になります。これをb1010として0x10のように計算されます。
バイト列を分解し変数に格納します。
expand_bytes()
は、パラメータにuint8_t*
型のイテレータの組み合わせを指定します。これは解析対象の先頭と末尾の次のイテレータの指定となります。e
の位置まで解析が進んだ場合はエラーとなりnullptr
を返します。
展開にエラーがない場合は、次の読み出しを行うイテレータを戻します。
可変数パラメータには以下を指定します。
この例では、まず4バイトの文字列を読み出しています。ここではmake_pair()
を用いて明示的に4バイト分のデータを読み出します。
戻されたイテレータnp
をもとに、次のデータを読み出します。次のデータはuint8_t
型、あとはuint16_t
型が5つ続いています。
データ型
バイト数
解説
uint8_t
1
uint16_t
2
ビッグエンディアン並びで格納される
uint32_t
4
ビッグエンディアン並びで格納される
uint8_t[N]
N
uint8_t
型の固定長配列
std::pair<char*,N>
N
char*
,uint8_t*
型の配列と配列長のペア。make_pair()
で生成できる。
データ型
バイト数
解説
uint8_t
1
uint16_t
2
ビッグエンディアン並びで格納される
uint32_t
4
ビッグエンディアン並びで格納される
uint8_t[N]
N
uint8_t
型の固定長配列
std::pair<char*,N>
N
char*
,uint8_t*
型の配列と配列長のペア。make_pair()
で生成できる。
smplbuf_u8?
.size()
uint8_t
型のsmplbuf<>
コンテナ。コンテナ長(.size()
)のデータを格納する。
バイト数
データ長
解説
uint8_t
1
uint16_t
2
ビッグエンディアン並びとして展開する
uint32_t
4
ビッグエンディアン並びとして展開する
uint8_t[N]
N
uint8_t
型の固定長配列
std::pair<char*,N>
N
char*
,uint8_t*
型の配列と配列長のペアmake_pair()
で生成できる
チェックサムの計算で良く用いられる値です。
CRC8, XOR, LRC(アスキー形式で使用)の計算を行います。
CRC8_u8CalcU16(), CRC8_u8CalcU32()
はu16c, u32c
をビッグエンディアン並びとして、CRC8を計算します。
CRC8は、計算式や初期値などによって種類がありますが、本ライブラリでは多項式をX^8+X^5+X^4+1
(Polynomial Valueを0x31)をとしたものを使用しています。これはCRC8-CCITT や CRC8-Maximと呼ばれることがあります。
XORは各要素の排他的論理和 XOR をとったものです。
LRCは各要素の値の合計を計算し、下位8ビットの2の補数を取ります。結果、チェックサムを含め全要素を足し算すると0になります。