I2Cバスを利用した照度センサーです。
ボードビヘイビア <PAL_AMB>
を読み込んだ時のみ使用可能です。begin()
以外の共通メソッドの手続きはボードビヘイビア中で実行されています。
Wire.begin()
: バスの初期化
.begin()
: センサーの動作開始
時間待ち50ms
.get_luminance()
: 値の読み出し
.begin()
メソッド呼び出し前にWire.begin()
によりWireが動作状態にしておきます。
スリープ直前もWireバスが動作状態にしておきます(スリープ復帰後自動でWireを回復します)。
照度[lx]を整数値で返します。
エラーの時は-1
が返ります。
センサー用のメモリ領域の確保や初期化を行います。
センサーの取得を開始します。センサーの値を読み出すまで約50ms待ち時間が必要です。
end()
には対応しません。
待ち時間処理のセンサーの場合はarg1
にE_EVENT_TICK_TIMER
またはE_EVENT_START_UP
を与え時間の経過を知らせます。このメソッド呼出し後に、必要な時間が経過していればavailableになり、センサー値の読み出しが可能になります。
センサーが読み出し条件を満足したときにtrue
を返します。
センサーが接続されているときにtrue
を返します。
SPIバスを用いた加速度センサーです。
ボードビヘイビア <PAL_MOT>
を読み込んだ時のみ使用可能です。begin(), available()
以外の共通メソッドの手続きはボードビヘイビア中で実行されています。
.begin()
: センサーの動作開始
PIN_SNS_INT
割り込み または available()
: FIFOキューが規定数に達する
.get_que()
: FIFOキューからのデータを取得する
特にありません。
PIN_SNS_INT割り込みによる起床を行うため、スリープ前に以下の設定行います。
.wakeup()
メソッドの呼び出しが必要です。この処理は<PAL_MOT>
ボードビヘイビア中で実行されています。
半導体内部のFIFOキューが一杯になっても読み出さなかった場合は、データ取得は終了し、新たな値は格納されません。
各軸の値は1Gを1000とした値として格納されます。t
はサンプルの番号で0
から順番にサンプルごとに割り振られます。
半導体のFIFOキューからデータを読み出します。読みだしたバイト数が戻りますが.get_que()
で参照するキューのサイズに格納されるデータ数を読み出すようにしてください。
スリープ復帰後に<PAL_MOT>
ではread()
が行われます。
このセンサーではsetup()
を使用しません。
conf
で指定した設定で初期化します。
conf[0:15]
(bit0-15) : サンプリングモード、conf[16:23]
(bit16-23): 加速度のレンジ、conf[24:31]
(bit24-31) : 割り込み発生までのサンプル数を設定します。
非公式設定はMC3630のデータシートに記述がないもので設定時の動作は未定義となります。お客様のほうでの動作確認の上利用下さい。非公式設定にかかわる問題やご質問について弊社サポートでは対応いたしかねます。
このセンサーではprocess_ev()
を使用しません。
センサーにデータが読み出され内部のキューにデータが保存されているとtrue
を戻します。
このセンサーではprobe()
は使用できません。
スリープ復帰後のSPIバスの再初期化を行い、加速度データを読み出します。
I2Cバスを利用した温湿度センサーです。
ボードビヘイビア <PAL_AMB>
を読み込んだ時のみ使用可能です。begin()
以外の共通メソッドの手続きはボードビヘイビア中で実行されています。
Wire.begin()
: バスの初期化
.begin()
: センサーの動作開始
時間待ち5ms
.get_luminance()
: 値の読み出し
begin()
メソッド呼び出し前にWire.begin()
によりWireが動作状態にしておきます。
スリープ直前もWireバスが動作状態にしておきます(スリープ復帰後自動でWireを回復します)。
温度を読み出す。get_temp()
は℃で、get_temp_cent()
は℃の100倍の値を整数値で返します。
エラー時は-32760~-32768の値が返ります。
湿度を読み出す。get_humid()
は%で、get_humid_per_dmil()
は%の100倍の値を整数値で返します。
エラー時は-32760~-32768の値が返ります。
センサー用のメモリ領域の確保や初期化を行います。
センサーの取得を開始します。センサーの値を読み出すまで約5ms待ち時間が必要です。
end()
には対応しません。
待ち時間処理のセンサーの場合はarg1
にE_EVENT_TICK_TIMER
またはE_EVENT_START_UP
を与え時間の経過を知らせます。このメソッド呼出し後に、必要な時間が経過していればavailableになり、センサー値の読み出しが可能になります。
センサーが読み出し条件を満足したときにtrue
を返します。
センサーが接続されているときにtrue
を返します。
Sensor behaviors
センサーの手続きを定型化したクラスを用意しています。
センサーの取り扱い前にWire.begin()
を実施しておいてください。スリープ復帰後は、Wireの再初期化は自動で行われるため特別な記述は必要ありません(注:ユーザコード上から明示的に Wire.end()
を呼び出した場合は、再初期化を wakeup()
に記述します)
読み出し開始後の手続きはセンサーの種類ごとに違いますが例えば<PAL_AMB>
のセンサーは2つとも時間経過を管理します。時間経過をセンサーオブジェクトに伝えるには process_ev()
メソッドを用います。
上記の例では1msおきのTickTimerを起点にして時間経過を伝えています。E_EVENT_TICK_TIMER
はセンサーオブジェクトに1msの経過を伝えるものです。
スリープ復帰などで十分な時間が経過したときは替わりにE_EVENT_START_UP
を渡します。センサーオブジェクトは速やかに読み出し可能として処理されます。
いずれの処理も現実世界の時間の経過と一致することを保証しているわけではありません。実際の経過時間が不足している場合は、センサーがエラーを返したり、期待しない値を返すことになります。
センサーの初期化を行います。
センサーの取得を開始, 終了する。
待ち時間処理のセンサーの場合はarg1
にE_EVENT_TICK_TIMER
またはE_EVENT_START_UP
を与え時間の経過を知らせます。このメソッド呼出し後に、必要な時間が経過していればavailableになり、センサー値の読み出しが可能になります。
センサーが読み出し条件を満足したときにtrue
を返します。
(対応しているセンサーのみ)センサーが接続されているときにtrue
を返します。
probe()
直後の初回の通信が失敗することがある。
各サンプルは構造体を要素とするキューに格納されます。メンバーx,y,zはそれぞれX,Y,Z軸に対応します。
加速度のサンプルを取得します。キューはを要素としたです。availableになってから速やかにキューを空にする必要があります。
conf[0:15] サンプルモード | 内容 |
| 1Hz Low Power (非公式設定) |
| 2Hz Low Power (非公式設定) |
| 7Hz Low Power (非公式設定) |
| 14Hz Low Power (デフォルト) |
| 28Hz Low Power |
| 54Hz Low Power |
| 105Hz Low Power |
| 210Hz Low Power |
| 400Hz Low Power |
| 25Hz Ultra Low Power |
| 50Hz Ultra Low Power |
| 100Hz Ultra Low Power |
| 190Hz Ultra Low Power |
| 380Hz Ultra Low Power |
conf[16:23] 加速度レンジ | 内容 |
| ±8G (デフォルト) |
| ±4G |
| ±2G |
| ±1G |