通知パル (NOTICE PAL) に使用されている LED ドライバです。
通知PAL上での制御はボード(BRD) PAL_NOTICEより行います。
Wire.begin()
: バスの初期化
.setup()
: クラスオブジェクトの初期化
.reset()
: ドライバの初期化
各種手続き
4chのLEDドライバです。
各chは消灯・全点灯・PWM点灯・点滅の4つの状態を指定できる
各chで独立して照度制御(PWM)できる
点滅指定したchはすべて同じ点滅パターンとなる
点滅時はPWMによる各ch個別の照度制御ができる
setup()
メソッド呼び出し前にWire.begin()
によりWireが動作状態にしておきます。
スリープ直前もWireバスが動作状態にしておきます(スリープ復帰後自動でWireを回復します)。
#include <SNS_PCA9632>
とSNS_PCA9632
クラスオブジェクトの宣言が必要です。
上記の例ではLED1,3をPWM制御により点灯します。
点灯時はドライバが消費する電流値に気を付けてください。
コンストラクタではi2c_addr
を指定します。
グローバル宣言でクラスオブジェクトを定義した場合、コンストラクタが呼びだされませんので、setup()
を呼び出すようにしてください。
デバイスを初期化します。
レジスタアドレス 0x0 から順に {0x81, 0x35, 0x7F, 0x7F, 0x7F, 0x7F, 0x7F, 0x0B, 0x00}
を書き込みます。
MODE2レジスタに値を書き込みます。
b_pow_on
をtrue
にすると通常運用、false
にするとスリープします。
点滅(グループPWM)周期を決めます。
u8var
を指定すると周期は(u8var+1)/24
[秒]となります。
u16ms
は周期を[ms]で指定します。
点滅(グループPWM)のデューティ比を決めます。点灯期間はu8duty/256
となり、0は消灯相当、255は全灯相当になります。
明るさ(PMW制御のデューティ比)を指定します。
port
は対象のLED(SNS_PCA9632::LED1..4
)を指定します。
duty
は0..255を指定し、比率duty/256
で点灯します。
全てのLEDに対して明るさ(PMW制御のデューティ比)を指定します。
p1,p2,p3,p4
はLED1..4のデューティで0..255を指定します。比率duty/256
で点灯します。
全てのLEDの点灯状態を変更します。
u8led1..4
は順にLED1..4の状態を指定します。
指定できる状態は、以下の通りです。
I2Cバス上にデバイスが存在すればtrue
を返します。
レジスタ(0x0-0x8)の値を表示します。
内容
SNS_PCA9632::LED_OFF
消灯
SNS_PCA9632::LED_ON
全灯
SNS_PCA9632::LED_PWM
照度制御(PWM)
SNS_PCA9632::LED_BLINK
点滅制御(グループPWM)
SNS_PCA9632::LED_NOP
状態を変更しない