環境 (OSなど)

開発環境を構築するためには、ソフトウェア群のインストール、またこれらの利用許諾に同意する必要があります。また、PC、ワークステーション上でセキュリティ設定等が必要になる場合があります。

  • 配布時には十分注意しておりますが、ウィルスなどの確認はお客様のほうでも留意いただくようお願いいたします。

  • お客様のセキュリティの考え方や運用(例:外部アプリケーションのインストールの可否)については、お客様の環境の管理者にご確認ください。

また、開発環境をインストールまた動作するにあたり、OSが介在し設定等必要になる場合があります(例:開発元が不明なアプリケーションの実行。開発環境または紹介するツール群の多くは、アプリケーションは開発元を証明する仕組みが組み込まれせん)。設定方法については、一般の情報を参考いただくようお願いいたします。

MWXライブラリを用いてアプリケーションを記述するには以下が必要です。

  • MWSDK(ソフトウェア開発環境)

  • 開発用エディタ(Microsoft社のVisualStudio Codeを紹介します)

コンパイラのツールチェインなどは比較的環境への依存度が低いため、多くの環境で動作することが期待できますが、サポート中のWindows10バージョンを推奨します。動作環境の差異により動作しないような場合は、当社で確認している環境を参考に別途環境を用意してください。

以下、開発で使用しているバージョンを挙げます。

  • Windows10 #1809, #1903

  • .NET CLR v4.0.30319

  • FTDI社のドライバが動作していること (MONOSTICK, TWELITE Rを動作させるため)

WSL (Windows Subsystem Linux) 環境下でもコンパイラを動作させることが出来ます。ただしコンパイルのみでファームウェアの書き換え等はWindows10上のユーティリティから実施してください。

WSL環境は必須ではありません。

Visual Studio Code など開発環境について

開発環境を動作させるための環境や使用方法については、その開発元やコミュニティの情報を参照ください。

コード記述作業の効率面で Visual Studio Code (VSCode) の利用を推奨します。

MWXライブラリでは、C言語の開発に比べ、読み込むヘッダファイルが多くなるため、VSCode上でのコード解釈等にはより多くのPCのリソースを要求します。

ビルド環境による差異

Linux/WSL環境下/macOSのビルド結果はWindows10の結果と異なります。通常系の動作で差異が見られることは当社が把握する限りありませんが、特にgccのLTOを無効にしているためバイナリサイズが数%程度大きくなる傾向にあります。

動作等に疑問を感じた際は、必ず Windows10 上のビルドを実施し再現することを確認してから、お問い合わせください。

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