PAL

TWELITE PALのハードには共通部分があり、ボードビヘイビアも共通ハードについては、共通のインタフェースを定義しています。

定数

以下の定義が利用可能になります。

static const uint8_t PIN_BTN = 12; // button (as SET)
static const uint8_t PIN_LED = 5;  // LED
static const uint8_t PIN_WDT = 13; // WDT (shall tick every 60sec)

static const uint8_t PIN_D1 = 1; // DIP SW1
static const uint8_t PIN_D2 = 2; // DIP SW2
static const uint8_t PIN_D3 = 3; // DIP SW3
static const uint8_t PIN_D4 = 4; // DIP SW4

static const uint8_t PIN_SNS_EN = 16;
static const uint8_t PIN_SNS_INT = 17;

PAL_AMB::PIN_BTNのようにアクセスできます。

ハードの初期化

pinMode(PIN_BTN, INPUT_PULLUP);
pinMode(PIN_LED, OUTPUT_INIT_HIGH);
pinMode(PIN_WDT, OUTPUT_INIT_HIGH);

pinMode(PIN_D1, INPUT_PULLUP);
pinMode(PIN_D2, INPUT_PULLUP);
pinMode(PIN_D3, INPUT_PULLUP);
pinMode(PIN_D4, INPUT_PULLUP);

上記のコードのように各ピンが初期化されます。

ウォッチドッグタイマー

起動時、スリープ起床時、起動後一定時間経過後に外部のウォッチドッグタイマーを再セットします。

ウォッチドッグタイマーをタイムアウトしないためにTWELITEを60秒以内の設定(キャリブレーション済み内部CRタイマー使用時)で起床してください。

メソッド

set_led()

void set_led(uint8_t mode, uint16_t tick)

LED(D1)の制御を行います。

ボードビヘイビアでの制御を行わない場合は、このメソッドを呼び出さないでください。

modeは以下のパラメータを取ります。tickは点灯時間[ms]を指定しますが、詳細はmodeの解説を参照してください。

スリープ復帰後も復帰前の設定が維持されます。

led_one_shot()

void led_one_shot(uint16_t tick)

指定期間だけLEDを点灯します。set_led()の機能と同時には使えません。

get_D1() .. D4(), get_DIPSW_BM()

inline uint8_t get_D1()
inline uint8_t get_D2()
inline uint8_t get_D3()
inline uint8_t get_D4()
inline uint8_t get_DIPSW_BM()

get_D1() .. get_D4()はDIP SWがHIGH(スイッチが上)の時0、LOW(スイッチが下)のとき1を返します。

get_DIPSW_BM()はDIP SWの設定値を0..15で返します。SW1==LOW を1, SW2 == LOWを2, SW3 == LOWを4, SW4 == LOWを8とした和を返します。

D1..D4のHIGH(1),LOW(0)の値とは反対になります。

DIP SWのLOW(0)側がセットされた、つまり、1の値を持つと意味付けしているためです。

この値はシステム起動時に確認されて以降は、スイッチを操作しても更新されません。

最終更新