改版履歴

改版履歴

軽微な修正にあたるものは、本改版履歴には記載を行わずGitHub上の改版のみとなります。必要に応じて修正を引用ください。

更新方法

TWELITE STAGE の配布パッケージリリース後の修正・追加分などはGitHubレポジトリに格納しております。必要に応じて配布パッケージの位置を差し替えて利用いただくようお願いいたします。

MWSDKの他の更新が必要になる場合があります。更新時のリリース記述を参照してください。MWSDKの更新についてはこちらを参照ください。

MWXライブラリコードの更新方法

ライブラリのソースコードは GitHub (https://github.com/monowireless/mwx)にて公開しています。ライブラリのソースコードの差し替えは、以下の手順で行ってください。

  1. 各リリースのリンクよりGitのクローンを行うか zip 形式でソースコードをダウンロードします。

  2. 以下のフォルダの内容を差し替えます。

.../MWSTAGE/              --- TWELITE STAGE 配布フォルダ
        .../MWSDK         --- MWSDKフォルダ
              .../TWENET/current/src/mwx <-- このフォルダを差し替える

リリース前の更新

https://github.com/monowireless/mwx/wiki

リリース前の更新については上記に掲載する場合があります。

0.2.0 - 2022-03-01

ライブラリ名依存バージョン

mwx

twesettings

TWENET C

1.3.5

  • ヒープ領域へのメモリ確保を行う Wire オブジェクトを変更した。

  • utils.hでの名前の衝突を避けるため、関数名をG_OCTET()からG_BYTE()に変更した。

  • attachIntDio()において、vAHI_DioInterruptEnable()の順番を変更した。

  • ユニバーサルレシーバ (NWK_LAYERED, NWK_SIMPLE またはネットワークレスパケットを同一実行コードで受信する) をサポートするために the_twelite.network2 を追加した。

  • NWK_LAYERED を追加 (現時点では親機受信のみ対応)

  • MWXの初期化時にアプリケーションのバージョンを設定する MWX_Set_Usder_App_Ver() 関数を導入した。

  • mwx::pnew() を追加し配置newの記述を簡素化した。

  • EASTLのサポート追加

    • EASTL用のnew[]演算子の追加

  • MWXのソースコードのほとんどをプリコンパイルし、コンパイルの高速化を図った。

  • 修正されました。DIOイベントが無関係なポートに引き渡されていたのを修正。

0.1.9 - 2021-12-15

ライブラリ名依存バージョン

mwx

twesettings

TWENET C

1.3.5

主な改定内容

  • TWELITE ARIA向けのボードサポート BRD_ARIA とセンサー定義 SHT4x を追加

  • インタラクティブモード中で Serialクラスオブジェクトを用いた出力を可能とする内部手続きを追加 (Serial._force_Serial_out_during_intaractive_mode())

0.1.8 - 2021-09-09

ライブラリ名依存バージョン

mwx

twesettings

TWENET C

1.3.5

主な改定内容

  • Serial1のポート、代替ポートの定義が適切でなかった

  • Serial(UART0)のボーレートを変更できるようにした

  • 受信パケット(on_rx_packet())、送信完了(on_tx_comp())を知らせるイベントコールバックを追加

    • コールバック関数の定義をしなければ従前の手続きも利用可能

  • <STG_STD>インタラクティブモード設定の定義ID間違いや一部デフォルト値の変更など

  • <STG_STD>インタラクティブモード設定でAppIDに加えて、チャネルと論理デバイスIDのデフォルト値を変更できるようにした

  • the_twelite<NWK_SIMPLE> オブジェクトの設定を、一部の設定についてインタラクティブモード<STG_STD> オブジェクトで行えるようにした

  • <NWK_SIMPLE>で再送回数のデフォルト値を設定できるようにした

  • <STG_STD> インタラクティブモードの画面が出ている間はアプリケーションからのSerial(UART0)の入出力を行わないようにした

  • CUE::PIN_SET, PAL???"":PIN_SETを追加 (PIN_BTNはボタンのないCUEでPIN_BTNを用いるのは不自然であるため)

  • random()の名前空間をmwx::に移動 (グローバル名にエリアス)

  • MONOSTICKのウォッチドッグ設定を32ms単位で行うようにした

  • BRD_TWELITEを用いスリープを行うと、復帰時にピンが正しく初期化されなかった

0.1.7 - 2020-12-03

ライブラリ名依存バージョン

mwx

twesettings

TWENET C

1.3.4

主な改定内容

0.1.6 - 2020-10-09

ライブラリ名依存バージョン

mwx

twesettings

TWENET C

1.3.4

主な改定内容

  • 商・余を計算する div100() をSerial等へ出力できるようにした

  • smplbuf<> 配列クラスの実装変更。消費メモリの削減などを目的としてmwx::streamの継承をやめ、別途継承クラスとヘルパークラス定義した

  • mwx_printf() mwx_snprintf() の関数を追加した

  • the_twelite.stop_watchdog(), the_twelite.restart_watchdog() を追加した

  • mwx::stream のメンテナンス: operator bool() の廃止。読み出しタイムアウトの設定で 0xff を指定した場合(.set_timeout(0xff))タイムアウトを無効に。その他 << 演算子の定義を追加。

  • 除算を行わない 8bit と 0..1000 間のスケール関数を追加。

  • 10,100,1000による除算(商と余を同時に計算) div10(), div100(), div1000() を追加。値域を制限し乗算とビットシフトを中心に構成。

  • 暗号化パケットの対応メソッドを追加

    • packet_rx::is_secure_pkt() : 受信パケットが暗号化されているかどうかの判定

    • STG_STD::u8encmode() : インタラクティブモードでの暗号化設定を取得

    • STG_STD::pu8enckeystr() : インタラクティブモードでの暗号化鍵バイト列の取得

  • Serial1: デフォルトのポートは半導体の仕様では I2C と重複する DIO14,15 だが、通常 I2C に割り当てられるため DIO11(TxD), DIO9(RxD) とした。

  • Serial: ボーレートの指定で /100 が発生するが、主要なボーレートについてこの計算を省略するようにした。

  • Serial: available(), read() を外部で実施するための代理関数の保持を void* のみとし、仕様メモリを 8bytes 削減。

  • typedef boolean の追加

  • ネットワーク: 暗号化の対応を追加。

    • 暗号化を有効にするには NWK_SIMPLE::secure_pkt(const uint8_t*, bool = false) を設定追加する。1番目のパラメータは暗号キー、2番目を true にすると、平文のパケットも受信する。

      auto&& nwk = the_twelite.network.use<NWK_SIMPLE>();
      nwk << NWK_SIMPLE::logical_id(0xFE) // set Logical ID. (0xFE means a child device with no ID)
          << NWK_SIMPLE::secure_pkt((const uint8_t*)"0123456789ABCDEF");
          ;
  • SHT3xとBME280のセンサーサポート追加

  • センサー: レガシーコード(Cライブラリのラッパクラス)で、設定パラメータや状態をやり取りするための仕掛けを追加した。

  • センサー: SHT3x, BME280では I2C アドレスを指定可能とした。

  • 設定: hide_items() を追加。不要な設定項目を削除可能。

  • 設定: H/W UTIL メニューを追加。DIの状態表示、I2Cのプローブ、PAL EEPROM内容の表示。

  • 設定: 暗号化関連のメニューの追加

  • I2C関連の修正(TwoWireクラスを用いて実装されたコードとの親和性を向上するための修正)

    • requestFrom(false) の処理時に NO_STOP メッセージの送信コードが無かったため処理が正常に行われなかった。

    • TwoWire のクラス名エリアスを追加した。

    • begin() 処理で、多重初期化しないようにした。

    • setClock() メソッドを追加(ただしダミー関数で何もしない)

    • WIRE_CONF::WIRE_???KHZ を追加。バスクロックの主要な設定値を追加した。

0.1.5 - 2020-08-05

ライブラリ名依存バージョン

mwx

twesettings

TWENET C

1.3.4

一括ダウンロード

MWSDK2020_08_UNOFFICIAL (README.md)

主な改定内容

0.1.4 - 2020-07-29 (MWSDK2020_07_UNOFFICIAL)

ライブラリ名依存バージョン

mwx

twesettings

TWENET C

1.3.3

一括ダウンロード

MWSDK2020_07_UNOFFICIAL (README.md)

主な改定内容

  • delayMilliseconds() の追加

  • digitalReadBitmap() の追加

  • delay() の精度向上

  • Serial1 インスタンスが定義されていない問題を修正

  • Analogueの割り込みハンドラが呼び出されない問題を修正

0.1.3 - 2020-05-29

MWSDK2020_05 に対応

  • 重複チェッカ duplicate_checker の初期化等に不備があり期待通りの除去を行っていなかった

  • format() の実装を機種依存の少ないものとした。また、引数を最大8までとした。64bit引数が含まれる場合は引数の数は制限される。

https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.3

修正は MWSDK2020_05 を前提としています。

本修正については、更新を推奨します。

0.1.2 - 2020-04-24

MWSDK2020_04 に対応

  • Timer0..4の初期化の問題を修正

  • mwx::format() の内部処理を変更

  • インタラクティブモード対応のための実験的なコードの追加

https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.2

本修正は MWSDK2020_04 を前提としています。

本修正については、更新を推奨します。

0.1.1 - 2020-02-28

パケット内の中継フラグの扱いについての問題を修正

https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.1

本修正については、更新を推奨します。

0.1.0 - 2019-12-23

初版リリース (SDL 2019/12月号収録)

https://github.com/monowireless/mwx/releases/tag/0.1.0

最終更新