WSLでのビルド

WSL (Windows Subsystem for Linux) は Windows10 のサブシステムとして動作する Linux 環境です。

Windows10 では特別な理由がない限りWSL (Windows Subsystem for Linux)は、MWSDKでアクトをビルドするのに必須ではありません。WSLについて、既に知見があり特に利用したい方のみ本節をご覧ください。ここではWSLのインストール方法や使用方法については紹介しません。

MWSDK2020_05 .. 2020_10

MWSDK/Tools/ba-elf-ba2-r36379.w10 以下に Windows10用とLinux用の実行形式が両方含まれます。WSLを動作させ環境変数MWSDK_ROOTを適切に設定します。

例えば C:\Work\MWSTAGE\MWSDK の場合は以下のように設定します。

$ export MWSDK_ROOT=/mnt/c/Work/MWSTAGE/MWSDK

MWSDK2020_12

TWELITE STAGE SDK パッケージには、WSL用の実行形式は含まれません。

MWSTAGE/Tools/ba-elf-ba2-r36379.wslというフォルダ名で、ツール一式を格納してください。ツールはMWSDK2020_10のMWSDK/Tools/ba-elf-ba2-r36379.w10を用いるのが平易です。

ビルドについて

makeが実行可能で MWSDK_ROOT が適切に設定されていれば、Linuxでのコマンドラインでのビルド方法と同じです。書き込みなどのユーティリティはWSL上で動作するものがないためWindows10用のものを利用してください。

最終更新