PulseCounter

パルスカウンタ (mwx::periph_pulse_counter)

パルスカウンタは、マイコンのCPUが稼働していない時もパルスを読み取り計数する回路です。パルスカウンターは2系統あります。PC0はPulseCounter0, PC1はPulseCounter1に割り当てられます。

また**PulseCounterPulseCounter1**の別名です。

メソッド

begin()

void begin(uint16_t refct = 0, 
           E_PIN_INT_MODE edge = PIN_INT_MODE::FALLING,
           uint8_t debounce = 0)

オブジェクトを初期化し、計数を開始します。1番目のパラメータrefctは割り込みやavailable判定の基準となるカウント数です。この数を超えたときにアプリケーションに報告されます。またrefctには0を指定することもできます。この場合は、スリープ起床要因にはなりません。

2番目のパラメータedgeは割り込みが立ち会がり(PIN_INT_MODE::RISING)か立下り(PIN_INT_MODE::FALLING)を指定します。

3番目のdebounceは、0,1,2,3の値をとります。1,2,3の設定はノイズの影響を小さくするため値の変化の検出に連続した同じ値を要する設定です。

設定連続サンプル数最大検出周波数

0

-

100Khz

1

2

3.7Khz

2

4

2.2Khz

3

8

1.2Khz

end()

void end()

検出を中止します。

available()

inline bool available()

指定カウント数(begin()refct)が0の場合は、カウントが1以上でtrueを返します。

指定カウント数(begin()refct)が1以上の場合は、検出回数が指定カウント数を超えた場合にtrueとなります。

read()

uint16_t read()

カウント値を読み出します。読み出し後にカウント値を0にリセットします。

最終更新